哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

象の足跡のたとえ

いったん大乗仏教から離れます。


「友よ、たとえば歩行する動物のどんな足跡もすべて象の足跡のなかに収まってしまい、象の足跡はその大きさのゆえに、それら諸動物の足跡のなかで最上といわれるのとちょうど同じように、友よ、どんなよい法もすべて
四つのとうとい真実

のなかにふくまれてしまう。」

(中部第28経、大象跡喩経 桜部健訳)




これは、釈尊に最も信頼された弟子サーリプッタが、比丘たちに語った言葉です。


四つのとうとい真実とは、釈尊の四聖諦のことです。


キリスト教イスラム教も儒教道教ギリシャ哲学もインド哲学大乗仏教の多種多様な法も、すべて四聖諦のなかにすっぽり入ってしまうと、おれは思う。


しかし、それは苦聖諦から始まるので、自分でじゅうぶん調べて、実験して、確認して
一切皆苦

が眼前の事実だと納得して受け入れなければ、仏法理解はのっけにつまずく。





GyaOで観る
「ダブルマックス」下佳作。

マッハ!の活きの良さがいくらか引き継がれている。

ギャグはピンとこないのが多い。国民性の違いか。