「孤独は、すぐれた精神の持ち主の運命である」
(ショーペンハウアー『パレルカ-ウント-パラリポメナ』)
いやあ、すぐれた精神の持ち主だけの運命じゃないだろう。
人間は誰もが孤独だ。例外はない。
孤独は、人間に生まれたものの運命だ。
ただ、すぐれた精神の持ち主は、自分を偽ることを潔しとしないので、この事実にはっきりと気づく。
気づいても、めったなことで状況は好転しない。
もちろん
気づかなければ、100%変わらない。
気づいても気づかなくても、たいてい結果が同じなら、嫌な思いはしたくないという反応が非常に多くおきる。
だから、大多数の人間はうっかり嫌な真実に、はっきり気づかないように互いに助け合う。
人間が、さのみ他人を好んでいないのに、群れたがるのは、まさにそのためだ。
そして、共同錯覚世界の住人になっていく。
しかし、残念だが、そこに救いはないのだ。
「オーシャンオブファイヤー」秀作
「わらうイエ門」上佳作。監督のこのタッチはあまり好きではないが。
「死ぬまでにしたい10のこと」上佳作。
「レッドシャドー赤影」上佳作。SFサムライフィクションの監督と説明にあったので期待して観た。アクションが素人っぽいし、ちょっと軽すぎだが期待はそう裏切られなかった。
「小説家を見つけたら」秀作
内容も良かったが、主役の黒人少年が俳優の経験なしでショーンコネリー相手にすばらしい演技をしている。
「ペイチェック」上佳作
「9デイズ」上佳作。面白かった。おれはアンソニーホプキンスのファンです。
「けっこう仮面」下佳作。案外悪くない。主題歌のスピードを1,5倍にしたほうが断然良くなる。