一切皆苦は釈尊の教えの出発点だ。
ここにまず立たない者には、そもそも仏教が始まらないという意味で、釈尊の教えの事実上の核心でもある。
世間は一切皆苦が事実であることを全然知らないが、その問題は以前に何度か書いたので、今は措く。
※ 『一切皆苦が理解されない理由』http://blogs.yahoo.co.jp/cyqnh957/48285962.html
今回言いたいのは「一切知」についてだ。
一切皆苦と断言する人は、当然一切を知っている人でなければならない。
「わたしは一切知者だ」と明言している釈尊だからこそ、一切皆苦とか一切衆生とか(あるいは諸行無常とか諸法無我とか)言ってもナンセンスにならない。
さて、「一切知」とはなにか?
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