今日は何も思いつかないので、
阿含経典の言葉を。
「比丘たちよ、色(肉体)があるにより、色を取するにより、また、色に執著するによって、
<こは我である、こは世間である、死後の我はかくあらん。常恒にして永住する変易なきものがある>
と、そのような見解を起こすのである。
また、受(感覚)・・・・・、想(表象)・・・・・、行(意志)・・・・・、あるいはまた、識(意識)があるにより、識を取するにより、また、識に執著するによって、
<こは我である、こは世間である、死後の我はかくあらん。常恒にして永住する変易なきものがある>
と、そのような見解を起こすのである。
比丘たちよ、汝らはいかに思うであろうか。色は常住であろうか、無常であろうか」
「大徳よ、無常であります」
「無常であるならば、それは、苦であろうか、楽であろうか」
「大徳よ、苦であります」
「無常にして苦なる、変わり移ろうものを、取せず、執著せずとも、なお、
<こは我である、こは世間である、死後の我はかくあらん。常恒にして永住する変易なきものがある>
と、そのような見解を起こすのであろうか」
「大徳よ、そうではございません」
「比丘たちよ、そのように観て、色において厭い離れ、受において厭い離れ、想において厭い離れ、行において厭い離れ、また識において厭い離れるがよろしい。
厭い離るれば貪りを離れる。貪りを離るれば解脱する。
解脱すれば、解脱したとの自覚が生じて、
<我が迷いの生涯は尽きた。清浄の行はすでに成った。作すべきことはすでに弁じた。このうえは、もはや迷いの生涯を繰り返すことはあらじ>
と知るにいたるのである」
(筑摩書房 阿含経典 増谷文雄訳)
「マイボディガード(MAN OF FIRE)」上佳作。
「マルコビッチ」中佳作。意外に良い。
「Mr.&Mrs.スミス」中佳作。まあまあのできの娯楽作品