仏教とキリスト教に、様々な呼応関係を見つけて喜ぶマニアックな趣味が、おれにはあります。
「神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます」
(エフェソの信徒への手紙4.6新共同訳)
言い方はずいぶん違っているが、この教えは「自灯明、法灯明」と同様の影響を、人間の精神に及ぼすと、おれは思う。
自分を通して働き、自分の内におられる、唯一の神を信じることは、「自灯明」と呼応する。
すべてのものの上にある、唯一の神を信じることは、「法灯明」と呼応する。
仏教とキリスト教には、このような呼応関係が、他にも非常に多く発見できると、おれは思う。
新たな呼応関係を見つけるたびに、おれは喜びに震える。
こういうマニアックな話題(と、世間ではみなされる)に、ついてきてくれる人は、少ないだろうけど…