哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

出口の見えない原発事故

原発事故、心配してもどうにもならんと思いながら、気がつくとあれこれおもっている。
日頃「原発には何重にも安全対策がしてある。深刻な事故など起こりえない」と大見得を切っていた東電や保安院
彼らに「起こりえない事故」に対処する指揮系統を前もってまともに準備しておく気はなかったろう。彼らに原発事故を有効に判断し指示できる専門家もいないんじゃないのか。
テレビで毎日「……を考える必要があると考えている」と繰り返している。時間と共に放射能汚染だけが確実に広がっている。誤分析や混乱も多い。隠蔽体質も相変わらずだ。実際の対応を言葉にすれば「危機的状況なので、憂慮すべき事態なので、緊急対応が必要なので……を考えていく必要があると考えていると考えている」くらいのゾッとする緩慢さを感じる。
今頃フランスやアメリカの事故専門家を受け入れるなんて遅すぎる。