繰り返される殺し合いと不死の魂の関係
「正義の戦争」で死ねば天国で神様から褒美がもらえる。
つまり敵は、死んでも死なないとおもってる。
「神国日本のため死んで靖国でまた会おう」
味方も、死んでも生きてるとおもってる。
敵味方、同じシナナイ妄想に取り縋り憑りつかれて殺し合う。
一たび人身を失いつれば、万劫にも復せず。
(親鸞 顕浄土真実教行証文類・行 楽邦文類)
死んだらあの世に引越して生き続けるというアホ話。
口に出さなくても普段日常から「自分は死なない」と密かにおもってる。
戦争時に、その妄想がはっきり顕れて大声で叫ばれる。
https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ←[にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ]