哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

名作映画「三度目の殺人」

「三度目の殺人」

 これは名作だって、始まって数分でわかる映画ってあるよね。
この「三度目の殺人」なんかまさにそれだよ。

この映画、監督のオリジナル脚本だからね。
是枝裕和て、芥川賞とか獲る気になればすぐ獲れるレベルの人だ。

映画「三度目の殺人」ができるまで


 この映画を観て、聖書の「 汝、人を裁くことなかれ」はやはり至言だと思った。
俺・俺のもの病に何万年も長患いしてる人間には決して守れない無理な要求だが。 

 俺・俺のもの病の人間の集まりである社会は、いじめや戦争で殺し合うだけでは足りず、司法の場でも、それぞれの俺・俺のものを守るために正義公正秩序の美しい名目で殺し合いを行っている。

「三度目」の殺人は人間社会がシステマチックにやっている。