哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

一つの直観が様々な物語を紡ぎだす

 直感で、いきなり結論(答え)をつかみとれることがある。(直観ゆえに本人は真理だと信じるが、高次元のステレオタイプの場合もある)

しかし、その場合、結論に至るプロセスを示すことはできない。

プロセスがなければ、自分は確信しているその正しさを、多くの人に納得させることはできない。

幸運にも、自分同様に直感で答えを知った人と会えば、二人の間でのみ話が通じる。

多くの人を説得するためのプロセス(証明物語)は、時と場所の制約を受ける中で後から紡ぎだされる。

それは、たとえば、時と場所によってプラトン哲学になり、ユダヤ教になり、イスラム教になったりする。



(過去記事増補編集再録)