哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

おれは笑うしかないほどアホ

 人間は賢いつもりでいるけど、事実は笑うしかないほどアホだ。

スマナサーラ長老 パティパダー巻頭法話No.64
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人が歳をとり、若さも輝きも消え、身体が弱くなったとき、今まで身体に手をかけてきた結果が裏目に出ます。いい歳になったとき、昔の派手な生き方は何だったのかと振り返ると、虚しくなるのです。必ず腐り続けていくこの身体の面倒を見ることだけに張り切ると、無知のかたまりのまま人生を虚しく終えることになるのです。

 人類は、身体の面倒しか見ないのです。すべての科学進歩も技術発展も、身体のためです。全ての財産を、身体を守るために使いつくしているのです。身体のために億単位でお金をかけても、身体は老化する、病気になる、弱くなる、苦痛でたまらなくなる、やがては歩くこともできなくなる、体を動かすことさえ苦痛を伴い、不自由になる、寝たきりになって床の中で排泄することになる、他人がおむつを変えたり、食べさせたり、お風呂に入れたりすることになる…。自分にとっては大事な身体でしたが、他人にしてみれば嫌でたまらないものです。重い生ゴミです。それでも一生、身体の面倒だけを見る。身体は確実に自分を裏切る、という事実を無視し、「健康で長生き」というあり得ない夢の話で、自分をごまかします。

これ、近い将来のおれだ。
今日、かかりつけ医に「ALT200超えてます。紹介状書きますから総合病院で精密検査受けてください」
「ハイ」すぐ明日の予約とった。
いっぺんに心細くなっちゃったもの。よくわかんないけどガンとか頭よぎるんだよね。手術も怖いし死ぬのも怖い。





 心を育てようとは、一瞬たりとも思いません。立派な人格を作ろうとも思わない。 生きていることを有意義にしようと思わない。 嫉妬、憎しみ、恨み、怒り、欲、無知などのけがれから、きれいになろうとは思わない。さらに、このような話をすると、うるさい、面倒くさい、わからない、関係ない、役に立たない、おもしろくない、うざったい、金にならない、という反応をする。
(同)

そのうえ、もし精神的なトラブルが起きたならば、超能力者に、霊能者に、インチキ宗教家に、まんまとだまされて、不幸になるのです。
(同)

絶対かかわりたくない極度のアホどもだけど、他人事だと言いきれない自分がいるからきつい。