哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

誰を信じるより前にまず自分を信じろ

 人は誰でも、ありのままの自分を信じて自分を好きになり、自分を励まし、自分を自分で褒められる生き方をするべきだ。

注意点がひとつある。
ありのままの自分を信じるとは、自分をそのままで放って置いていいという意味ではない。
女性は特に、自分の身体や心がやりたがることを、自分がやりたいことと混同してしまう。それが正直な人間だと信じているからだ。
大多数の男も中身は同じだ。男も女も基本「業の肯定」信者だ。

もちろん、権力者に意志をコントロールされるよりは、業の肯定で生きるほうがずっとずっとましだ。


とはいえ、身体や心がやりたがることは、自分がやりたいことと同じじゃない。
さあいよいよ死ぬというその時に誰でも気づくが 、それでは遅い。

自分を信じない人間は、正しいことがなにひとつできない。
だから、人は誰でも自信を持つ必要がある。

では、
自信とはなにか。

自信とは「自分の愚かさを自覚できる自分」を常に信じることだ。
この自信は、自分を賢者だと思い違うことはけっしてない。

人は誰でもこの自信を持つことができるし、持つ義務がある。

(過去記事編集再録)