哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

信者達の愚行

四聖諦を知らないから、回遊しなければならなかった
ヴァッチー地方コーディガーマで(相応部マハーヴァーラヴァッガ 19巻541頁1698項)より引用。
 比丘のみなさん。四つの聖諦を知らないから、洞察しないから、私とみなさんは、それだけ長い時間輪廻を回遊しなければなりませんでした。比丘のみなさん。どの四つの聖諦を知らず、洞察しなかったからでしょうか。四つとは、苦である聖諦、苦を生じさせる原因である聖諦、苦の消滅である聖諦、苦の消滅に至る道である聖諦です。比丘のみなさん。この四つの聖諦を知らず、洞察しなかったから、私とみなさんはこれだけ長い時間輪廻を回遊しなければなりませんでした。
[引用終]


ブッダその人によって四聖諦の教えこそ全分の一切であると、これほどはっきりと(くり返し)説かれているのに、1000年も後に信者達はブッダに仮託して作った枝葉末節のうすぼんやりした大量の教えをその上につぎつぎ覆い被せて宝を隠してしまった。それで仏教は衰退した。なんのためにそんな愚行が行われたか。