哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

水中手動ヴィパッサナー実践

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 例年この時期は毎日、涼を求めて近くの川に行く。
今年はふとおもいついたことがある。

ライフジャケットを着けて橋の陰に入る。水が首までくる深さの場所に立つ。
川面のさざ波に光が映り綺麗だ。空も晴れ渡り綺麗だ。遠くの鉄橋を電車が何度も通って行く。白い鳥が周りを飛んだり中洲で休んだりしている。美しいパノラマだ。
両手を下げて腰に付ける。手の感覚を意識する。右手を水平になるまで前方に持ちあげる。感覚を意識し続ける。水中なのでほんの僅かな力で上げることができる。ゆったりした動きに自然になる。水平に真横まで動かす。腰に付くまで下ろす。これで最初の状態に戻った。左手で同じ動作をする。以下繰り返し。
1時間くらいは続ける。
水中手動ヴィパッサナー実践ってとこだな。
獣に生まれたものにはできないことだ。
人間として命のある間でしかやれない、真に贅沢を極めたことだとおもう。