哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

因果、私なし


生を明らめ 死を明きらむるは 仏家一大事の因縁なり




因果の道理歴然として(わたくし)なし


悪を造りながら悪に(あら)ずと思い、悪の(ほう)あるべからずと邪思惟(じゃしゆい)するに()りて悪の報を感得せざるには非ず。
(修証義 第一章より)



自分勝手に、これは悪じゃないと思い込んだり、 これは悪だけど報いはないと思い込んだりして、悪の報いを軽減しようとすることは一切できない。




※修証義
曹洞宗の信仰指導書の一。1890年(明治23年)成立。道元の「正法眼蔵(しようぼうげんぞう)」より文章を選び、五章三一節に整理したもの。(大辞林

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