哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

架空対談1


自分の分裂気味の考えを整理するために、架空の人物を3人でっち上げて、対談させてみることを思いついた。

登場するのは、

.リスト者気取りの人。長いので略してキリスト者

∧教者気取りの人。略して仏教者

8充村腟措垉ぜ茲蠅凌諭Nして現実主義者

それから、司会者役の人も必要だ。

で、計4人。


それじゃあ、いってみよう!




司会者
ゲーテは人生のたそがれに「生涯に本当に楽しかったのは合計数時間だった」ともらしました。
フローベールは晩年、公園のありふれた家庭人を見て「わたしにもああいう生活がありえたのに」とつぶやいたそうです。
森鴎外は「ばかばかしい!」とひとこと吐き捨てて死にました。
ところが、世間のおおかたの人は、こういう話をいくら聞いても、人生に根源的不安を感じたりしない。
妙に落ち着いているんですね。
最初に、こういう人間存在と世界の現状から話を始めていただきたいと思います。

仏教者
世界は、こんがらがった糸の塊のようなものです。
これを、さっぱりとほぐしてしまうことはできそうもない。


キリスト者
勇敢な者が、ひとつのねじれをほぐしたとしても、それによって別のところに複数の新たなねじれが出現したりしますね。


現実主義者
無数のねじれと結び目の一つ一つに、それを命がけで守っている阿呆どもも居るし(笑)


(続く)




※『架空』
空想 想像 夢想 でたらめ 嘘




DVDを観る
「女子高生ロボット戦争」中佳作。

ロボットは1秒くらいしか出てこない。しかし、意外に面白かった。