Netflixが小栗旬、蒼井優で名作「ガス人間㐧1号」リブート

9/4(水) 22:10配信

小栗旬、蒼井優でNetflixがリブート「ガス人間第一号」　異色の特撮映画が名作として語り継がれる理由

リメイクじゃなくリブートするってか……。

小栗旬、蒼井優は名優で、ヒーロー、ヒロインは申し分ない。

あとは「ガス人間㐧1号」に強い思い入れがあるおれとしては、オリジナル版の空気感を尊重して基本実直にリメイクしてほしいのだが。

ずいぶん昔に観て、強く印象に残ってた『ガス人間㐧1号』（1960）

ガス人間㐧1号　予告篇

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当時たて続けに撮られたシリーズ『美女と液体人間』(1958) 『電送人間』(1960)も観たが、この『ガス人間㐧1号』だけ奇跡のように秀逸な出来になってる。

美女と液体人間

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電送人間

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『ガス人間㐧1号』の特異なところはヒロイン役八千草薫の、凛としてそれでいて妖しくもある美人ぶりのもの凄さだ。それが、この映画を単なる特撮映画に終わらない名作にしてると思う。
おれは日本画家上村松園のファンなんで

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などのイメージと乱れ重なり合って、このヒロインを忘れることができない。

映画の始まり数分で知らない間に引き込まれて、最後まで一気に観てしまう、という名作の特徴もきっちり備えてる。

まだＣＧのなかったアナログ時代に、天才円谷の創意工夫で、過不足ない見事な特撮効果を出して、この映画を成功に導いてる。
ＣＧ全盛となった現代の特撮は、観客を物語から引き離してしまうほど出しゃばった自己主張で、作品のバランスを崩してるものが多い。
映画における特撮の模範的役割を正確に示してる点でも、この映画は特筆されるべきものだとおもう。

ただし、ここ数年で生成AIが革命的に進歩した結果、もはやこんな悠長なことも言ってられなくなってきた。

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