哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

「LOOPER/ルーパー」と「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

以前紹介した「ルーパー」が、今GYAO!で無料視聴できます。

 

示唆に富む問題作にして

エンタメの傑作です。

 

未視聴の方はご覧ください。

 

 

 

3月31日(金) まで

LOOPER/ルーパー

 

GYAO!情報より引用させていただきます。

任務:未来から来る犯罪者を消せ 標的:30年後の自分ルーパー:未来の犯罪者を消す職業。近未来-タイムマシンは、犯罪組織のみが、証拠を残さず敵を消し去りたいとき、30年前に転送するために使われていた。“ルーパー”と呼ばれる暗殺者の元へ-。凄腕ルーパー、ジョーの元に、送られてきたのは“30年後の自分”。「奴を殺さなければ、自分が消される!」必死に追跡する現代のジョー。ようやく未来の“自分”を追い詰めたとき、彼がこの時代へ来た、驚くべき理由が明かされる。

キャスト

ブルース・ウィリスジョセフ・ゴードン=レヴィットエミリー・ブラントポール・ダノ,ノア・セガン,パイパー・ペラーポ,ジェフ・ダニエルズ

 


自分自身が変わらなければ、人類全体のレベルでも個人のレベルでも、結局、構造的にパターン化した同じ貪瞋痴の兇行を、人類全滅まで切りなく繰り返すしかない。

 

人類は過去現在未来、同じひとつの曲を多少の変奏を加えながら演奏し続けている。
(曲というのは喩えです)

『ルーパー』のように、タイムループを仮定すると、その同じ曲が個人の上にも繰り返されることになる。


ルーパーの主人公は、ラストシーンで悪夢を断ち切るために自殺したが、問題解決には程遠い。

シャットダウンしても、貪瞋痴プログラムは消えないからだ。

 

 

 

 

 

もう1本。

これも以前紹介した感動作「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」が

 gyao!で配信中です(3月31日まで)

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

 

gyao!のタイトル情報から引用させていただきます。

カナダで最も有名な画家の、喜びと愛に満ちた真実の物語。
叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、絵を描くことと自由を愛していた。ある日モードは、魚の行商を営むエベレット(イーサン・ホーク)が家政婦を探していることを知り、興味を持つ。モードは自立のため、住み込みの家政婦になろうと決意。彼が暮らす町外れの小屋のドアをノックした。幼い頃から重いリウマチを患い厄介者扱いされてきたモードと、孤児院育ちで学もなく、生きるのに精一杯だったエベレット。はみ出し者同士の同居生活はトラブル続きだった。しかし、モードが作った熱々のチキンシチューを口にして、エベレットは孤独だった心が温まるのを感じる。やがて2人は互いを認めあい、結婚することに。一方、家の壁に描かれたニワトリの絵ですぐに彼女の才能を見抜いたエベレットの顧客サンドラは、モードに絵の創作を依頼。自分の絵が認められたことが嬉しいモードは、夢中で筆を動かし始めた。壁に、板に、請求書の裏に。そんな彼女を不器用に応援するエベレット。いつしかモードの絵は評判を呼び、アメリカのニクソン大統領からも依頼が来て……。

2018.10.3(水)DVDリリース 世界中の映画祭で観客賞を受賞した、感動の実話! - YouTube

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』本編映像 - YouTube

 

 

天才画家モード・ルイスの実話を元にした映画。

本物の人間は、あらゆる逆境の中からでも頭角を現しうる。

過酷な環境に苛まれる苦しみを微塵も感じさせない

彼女の天真爛漫な明るい絵が、それを証明してる。

武骨ながらも本物の人間だった夫は彼女を助けた。

 

モード・ルイスの絵のファンだったらしいニクソン大統領は、後に悪名高いウォーターゲート事件を起こした。

芸術は、絵を描くモード・ルイスを確かに清めたが、

絵を愛する鑑賞者の人格まで清める力はないかも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

 Stray Cats - Rock this town LIVE - YouTube

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