哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

八正道の具体的方法

佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その36」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTube

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佐々木閑 仏教講義 8「阿含経の教え 4,その37」(「仏教哲学の世界観」第11シリーズ) - YouTube

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[感想]
 八正道のポイントは『正』の意味にあるとおもう。
正しいとは、なにかってことだ。

 

正=自己に執着しない。


だと、おれはおもう。
すると、八正道はこうなる。

正見
ものごとを、自己に執着しないで見ること。
正思
ものごとを、自己に執着しないで考えること。
正語
ウソをつかず自己に執着しないで話すこと。



正業
自己に執着しない行いをすること。
正命
自己に執着しない生活をすること。
正精進
自己に執着しない努力をすること。



正念
自己に執着しない気づきを持つこと。
正定
自己に執着しないことによって、心を安定させること。


 

 

自己に執着しない八つの修行によって解脱できるとブッダは説いてる。

ところで解脱とは無我を悟ることであり、悟って初めて完全に自己に執着しなくなる。

するとこれは議論がぐるぐる循環するようだが、この種の根本問題の場合、循環するのはよくある自然なことで、むしろ間違ってない証拠でさえあるとおもう。

 

さて「自己に執着しない八つの修行」といわれたって具体的に何をすればいいのか分からないだろう。当然だ。

佐々木先生の上の講義

 

八正道の具体的方法

 

が、その疑問に答えてくれてる。




 

 

 

 

経典の教え。

過去を追ってはならない未来を待ってはならない、ただ現在の一瞬だけを強く生きねばならない。




 のんきに構えてたら、人間はじきに死んでしまう。
実際に今この場で、自分はどうするかだ。




過去を追わず未来を待たずただ現在を強く生きる

=ヴィパッサナーの実践

=八正道
 

だとおれはおもう。


サティ
「瞬間の現在(今・ここ)」に気づくこと。

ヴィパッサナー実践
「瞬間の現在」に気づき続けること








 

 

 

 

 

 

 



(My Favorite Songs)

トム・ジョーンズ
彼が歌って踊るテレビ番組は、なかなかよかった。

 

 

 

 

 

なんとジャニスとも共演!すごい番組でした。

 

だいぶ老けたが、歌声は変わらない「よくあることさ」

 

 

 

(過去記事統合増補編集再録)