哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

室生犀星「蜜のあわれ」と「われはうたえどもやぶれかぶれ」

以前紹介した異色の秀作「蜜のあわれ」が今

GYAO!で無料視聴できます。2月12日(日)まで

 蜜のあわれ

 

GYAO!情報より引用させていただきます。

おじさま、あたいを恋人にして頂戴。短い人生なんだから、愉しいことでいっぱいにするべきよ
室生犀星幻想文学を映画化。金魚と作家と幽霊が織りなす、艶やかで濃密な恋の物語!
自分のことを「あたい」と呼び、まあるいお尻と愛嬌のある顔が愛くるしい赤子(二階堂ふみ)は、共に暮らす老作家(大杉漣)を「おじさま」と呼んで、かなりきわどいエロティックな会話を繰り返し、夜は身体をぴったりとくっ付けて一緒に眠る。しかしなにやら様子がおかしい。赤子は普通の女とは何かが違う。普通の人間には彼女の正体がわからず、野良猫には正体がバレてしまう。そう、彼女はある時は女(ひと)、ある時は尾ひれをひらひらさせる真っ赤な金魚だったのです……。そんな或る時、老作家への愛を募らせこの世へと蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)が現れる。老作家の友人・芥川龍之介高良健吾)、金魚売りの男(永瀬正敏)が3人の行方を密かに見守る中、ある事件が起きて……。

映画『蜜のあわれ』予告編 - YouTube

 

 

室生犀星の本物の率直さが大好きだ。

 

谷崎潤一郎は晩年、老人の性を赤裸々に書いた。

 

そのように、犀星も「蜜のあわれ」を書いたのだ。

 

蜜のあわれ」は、現代の感覚からずれてるが、

おれには、懐メロの名作を聴くようで楽しい。

朗読 室生犀星『蜜のあわれ』1 - YouTube

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朗読 室生犀星『蜜のあわれ』2 - YouTube

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ちなみに、

犀星が驚くべき率直さで記述した「われはうたえどもやぶれかぶれ」は「蜜のあわれ」に栄養を与え開花させた現実的土壌だとおもう

室生犀星『われはうたえどもやぶれかぶれ 』第一回(全四回) - YouTube

室生犀星『われはうたえどもやぶれかぶれ 』第二回(全四回) - YouTube

室生犀星『われはうたえどもやぶれかぶれ』第三回(全四回) - YouTube

室生犀星作 『われはうたえどもやぶれかぶれ』第四回(全四回) - YouTube

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs)

Rod Stewart - Infatuation (HD Remaster) - YouTube

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(過去記事増補編集再録)