哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

映画「ボクは坊さん。」

以前紹介した「ボクは坊さん。」が今

GYAO!で無料視聴できます。7月24日(日)まで

未視聴の方はどうぞ。

ボクは坊さん。

 

GYAO!タイトル情報より引用させていただきます。

泣いて、笑って、癒される―― 生きるヒントがギュッと詰まった“お坊さん”ワールドへようこそ!
白方光円、24歳。突然の祖父の死をきっかけに書店員の仕事を辞め、四国八十八か所霊場、第57番札所・栄福寺の住職になったばかり。この寺で生まれ育ったけれど、住職として足を踏み入れた“坊さんワールド”は想像以上に奥深いものだった! 初めて見る坊さん専用グッズや、個性豊かな僧侶との出会いにワクワクしたり、檀家の人たちとの関係に悩んだり。お葬式や結婚式で人々の人生の節目を見守るのはもちろん、地域の“顔”としての役割もお坊さんには必要。職業柄、人の生死に立ち合うことで“生きるとは何か? 死ぬとは何か?”と考えたりもする。坊さんとしての道を歩み始めたばかりの光円に何ができるのか。何が伝えられるのか。光円は試行錯誤を繰り返しながら、人としても成長していく……。

お坊さんだって、普通の人間!映画『ボクは坊さん。』予告編 - YouTube

 

 「ボクは坊さん。」著者・白川密成僧正のお話も。
 
 
 
『ほぼ日刊イトイ新聞』の「坊さん。57番札所24歳住職7転8起の日々。」も拾い読みした。

第83回 長老に引導を渡す。
より引用させていただきます。
 
その夜、枕経に行くと、
やはり長老は亡くなっている。

死んでいる。

は死ぬんだと思った。
(引用終。強調は私です)
 
 
 
 この気づきは貴重だよ
って自分のことだから。
 
 
しかし、
この気づきだけは全力でスルー、
の人がほとんどだ。
 
おれが葬式に出て、いつも
異様に感じるのは、これだ。
 
 いつものように集合的無意識でやってるから、
そもそも自分達がスルーしてることにも気づかない。
 
しかも
 
知ってるわ、それくらい
 
と思ってる。
 
この「知ってるわ、それくらい」までがセットで
 
 
無明
 
 
だから。
 
(さらに屁理屈の能書
までつけるのもいる。
「人間なんて幻想なしで
生きてけないんだよ」と) 
 
 
 
 

 日本の坊さんは在家だ。
 
だからこの映画に、出家らしい話は端から期待してなかったが、意外に面白かったのだ。
薄味ながら、出家のスパイスが効いてるからだろう。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (My Favorite Songs)

 

 

(過去記事増補編集再録)