覚りの正体 一切智者という夢、三明の解明ーー中部71「三明ヴァッチャ経」を読む|スマナサーラ長老のパーリ経典解説 - YouTube
[メモ]
修行者ヴァッチャがブッダに質問します。
「人々は、ブッダを全知全能だと噂していてますが、ほんとですか」
「嘘ですね。ブッダを不実によって非難してます」
「ブッダは、三明者です」
宿住明
天眼明
漏尽明
宿住明は、
一生でも、二生でも、三生でも、
四生でも、五生でも、十生でも、
二十生でも、三十生でも、四十生でも、
五十生でも、百生でも、千生でも、
十万生でも、
数多の破壊の劫でも、数多の創造の劫でも、
数多の破壊・創造の劫でも、つぎつぎ思い出す。
ブッダは時間で過去にさかのぼったんじゃない。
観念的な時間という概念をベースにして現象の観察はできません。
三明は「過去、現在、未来」を知ることだと理解する努力はそれほど正しくないのです。
ブッダ自身がタイムマシンになる。
未来は…直視できる経験ではありません。
最後に、ちょっと話題かわります。
俗世間に執着がある限り悟れません。俗世間に執着があるまま天界に生れることはできます。と
(経典終)
(My Favorite Songs)