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プリデスティネーション(R15+)
GYAO!情報より引用させていただきます。
時空(どこ)へ逃げても追い詰める――『スターシップ・トゥルーパーズ』原作者が仕掛ける、究極のタイムパラドックス!1970年11月6日、ニューヨーク。場末のバーに現われた青年ジョンは、バーテンダーの男に自らの数奇な身の上を語って聞かせる。青年の告白に同情したバーテンダーは、あることを条件に、彼に復讐のチャンスを与えると提案、2人で7年前へとタイムスリップする。なんと、バーテンダーは未来から来た時空警察のエージェントだったのだ。彼は1970年のニューヨークで市民を震撼させている連続爆弾魔フィズル・ボマーの犯行阻止を最後のミッションと決め、引退する自分の後釜にジョンを据えようとしていたのだが…。
これ、たしか6,7年前に見た、ラストのつじつま合わせの意外さで評判になった映画だが、どんなトリックだったか完全に忘れてる。老いると、忘れ方えぐい。
今回GYAO!にアップされたので、内容を思い出したくて再視聴した。
同じタイムトラベル系で、ちょっと触れておきたいのが、2021/9/22に紹介した「ザ・ドア -交差する世界-」で、
こっちはパラレルワールドタイプだということ。
人生の一瞬一瞬ごとに、それぞれ複雑に分岐したパラレルワールドが無限宇宙に発生し続ける設定なので、
5年前に戻って、昔の自分を殺しても今の自分は消えない。
それぞれ原則無干渉に存在する無数の並行世界の出来事だからということらしい。
これに対して、「プリデスティネーション」は、過去の自分を殺せば、現在の自分も消滅する、単一世界の中だけのタイムリープ設定だ。
この窮屈な単一世界設定を、いわば逆手にとって、
過現未の複数の自分が一つの舞台で入り乱れ
互いの人生に介入しあい、
そのたびに未来も変わる
カオスな物語に仕上がってる。
(どっちも、論理的ツッコミどころ満載です)
タイムパラドックス物は途中まで難解・深淵に見えても(見続ける忍耐を要求されてる感じ)全部観終わってみると、たわいない作り事だと分かる。
そこが唯一面白いっちゃ面白い。
タイムパラドックスメインの映画は、この極めつけ「プリデスティネーション」1本見とけばOKかなと。
(My Favorite Songs)
「ふたりのシーズン」
Haley Reinhart & Casey Abrams "Time of the Season" Idyllwild Arts #JazzInThePines 2018