哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

「ミートボールマシン」と「寄生獣」

 


映画『寄生獣』予告編

 


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #1】 [ Shinichi's Best Battle ] Parasyte -the maxim- Full 60FPS


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #2】 [ Shinichi's Best Battle ] Parasyte -the maxim- Full 60FP


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #3】 [ Shinichi's Best Battle ] Parasyte -the maxim- Full 60FPS


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #4】 [ こんにちは悲しみ ] Parasyte -the maxim- Full 60FPS


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #5】 [ 瀕死の探偵の冒険 ] Parasyte -the maxim- Full 60FPS


寄生獣 セイの格率 【ベストマッチ #6】 [ Shinichi's Best Battle ] Parasyte -the maxim- Full 60FPS

 

 この物語の底に流れる哲学は、今月18日に記事にしたカルト映画「ミートボールマシン」と共通してるとおもう。

 利己的遺伝子の乗り物にされてる人間の視えにくい悲惨を、現代人が興味を持ちやすいSFアナロジーで可視化している。

とはいっても大部分の人にはそれでも視えないだろうが、なにかは感じてる
だからこそ、原作漫画が累計発行部数2400万部を超え、アニメも実写映画も大ヒットしたとおもう。

この作品、寄生されてるのは今の自分だと自覚して観れば、意外と身になるんだがな~
 
寄生獣 完結編」


『寄生獣 完結編』映画オリジナル予告編



パラサイト田宮良子の台詞
「私たちが認識しなければならないことは…人間は何十 何百 何万 何十万と集まって一つの生き物だということ。人間は自分の頭以外に、もう一つの巨大な脳を持っている」について。

 人間を覆っている妄想の繭は二重になっている。
「個別化の迷妄」という繭を脱いでも、その上に「生きんとする盲目の意志」という強固な繭が人間を覆っている。
この繭を脱がなければ、自我は「大我」というタチの悪い自我になってグループボケするだけで、事態はいっそう悪化する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(My Favorite Songs)
テイラー・スウィフト
“I Knew You Were Trouble”
 
 
 
(過去記事統合増補編集再録)