哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

「自分」葱や芋や牛肉やでこねくった怪しいシロモノ


Lucy (9/10) Movie CLIP - Crossing the Spacetime Continuum (2014) HD

 

 

 人類の脳は10%しか機能していない、残り90%も有効利用しよう

とかいう与太話はどうでもえーわ。

 

でも、リュック・ベッソン監督は、この一般受けする与太ネタで一流の娯楽映画をでっち上げた。

これはこれでプロの職人技だわ。

 

 

「生命の誕生はおよそ10億年前。神経細胞、すなわちニューロンに最初の変異が起こったのは、その40万年後だった。私たちが言うところの生命の始まりだ。初期の脳はほんの数mg…彼らを動かしたのは、まだ単なる反射だった」モーガン・フリーマン演じるノーマン教授の講義)

 

 


え?

今の人間はそうじゃないとでも?

たいてい

 

自由を捏造する

芸の細かい反射

 

のくせしてさ。

 

 

 

 

我痴・我見・我慢・我愛
ここに忽然として己れという錯覚が起こる。
葱や芋や牛肉やでこねくったものが仮に私という。この私というものが、今が今ままであやしいものであった。

澤木興道老師のことば。強調は私です)

 

 


人間といえども、

この"自分"というものに

 

あやしいという気づき

 

が持てなきゃ、

死ぬまで、手のこんだ反射運動の連続でしかない。

 

 

葱や芋や牛肉やでこねくった"自分"

はあやしいものだと、

気づけるか気づけないかが

人間の生死関頭だ。

 

 

 

 


Lucy (1/10) Movie CLIP - Lucy Escapes (2014) HD


Lucy (2/10) Movie CLIP - I Feel Everything (2014) HD


Lucy (3/10) Movie CLIP - Learning's a Painful Process (2014) HD


Lucy (4/10) Movie CLIP - A Higher Purpose (2014) HD


Lucy (5/10) Movie CLIP - Self-Management (2014) HD


Lucy (6/10) Movie CLIP - I've Never Driven Before (2014) HD


Lucy (7/10) Movie CLIP - Give Me the Case (2014) HD


Lucy (8/10) Movie CLIP - Time is the Answer (2014) HD


Lucy (10/10) Movie CLIP - I Am Everywhere (2014) HD

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)

ティナ・ターナー
「Show Some Respect」

 

かっこいい曲、歌唱、パフォーマンスなんだけど、歌詞の内容だけがちょっと白けるくらい「健全」で、ロックとの違和感におどろく。 

 


Tina Turner - Show Some Respect (Live) SUPER SOUND

 

 

(過去記事統合増補編集再録)