『晩春』
昔レンタルDVDで観たが、YouTubeにアップされていたので、10年以上ぶりで観なおした。
初見は、話のテンポがあまりにも遅すぎるのに途中で退屈してDVD倍速で見飛ばした。特に印象も残ってない。
おれはその後10年のうちに心境が変化したため、今回は退屈せず、楽しく観て、感銘を受けた。
『晩春』は、嫁に行く娘と男親の妖しいが普通でもある秘めた感情を淡々と描いた怪作。
これ以後、小津安二郎はこのレベルの映画を次々作っていくことになる。
事実をありのままに見てみよ。
人はみな死ぬ。人生に意味はない。大多数の人間は悟れない。修行をする気さえない。
それならば、このようにゆっくり生きるのがベストだ。
能率と経済を人生に適用する連中は浅薄蒙昧の輩だ。
(My Favorite Songs)
ルパート・ホームズ。
「ヒム」
ルパート・ホームズ、もう1曲。
「エスケイプ」
Rupert Holmes Escape (The Pina Colada Song)
(過去記事統合増補編集再録)