哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

思春期に別の世界にワープした?

 以前「思春期も脳進化」というニュースに

 知能指数(IQ)は思春期のころにかなり変化し、対応して脳の構造も変化することがロンドン大学の研究でわかった。20日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に論文を発表した。
 IQは一生であまり変化しないと考えられている。ところが論文によると、協力してくれた男女33人が12~16歳のときに受けたIQテストの結果と4年後に受けた結果をチームが比較したら、4年間で20ポイントも上昇した人がいた一方、同じぐらい下がった人もいた。
 磁気共鳴画像撮影装置(MRI)で脳の構造を見たところ、言語や算数、一般教養などを測る言語性IQが上がった人は、話をする時に活性化される左脳の一部の神経細胞の密度が高まっていた。また、ジグソーパズルを解いたりする能力を測る非言語性IQは、手を動かしたときに働く小脳の一部の神経細胞の密度が高まっていた。


と書いてあった。

 
 
 
 脳の基本構造は幼児期に決まってしまうとおもいこんでたけど違うんだ…。
 
 
 
それで、思い当たったことがある。

 

おれは思春期に、人生の問題で非常に煩悶し、ある時期を境に見える世界・感じる世界が一変するという奇妙な体験をした。
 
それがあまりに不思議な感覚だったので、これはそれまで居た世界に似ている別の世界にワープしたんだとおもった。
 
そうでもおもわないと納得できないほど、おれにとって異様な変化だったのだ。
 
 
あの時、脳に2度目の構造変化が起きたのかもしれない。

そうだとすると、自分の脳が思春期にも変化するという知見がなかったため、相対的に周りの世界が変化したと誤認識したことになる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 (My Favorite Songs)
 ヒューマン・ベインズ。
「ノー・ノー・ノー」
 
 
ザ・ナック。
「マイ・シャローナ」
 
 
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