哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

「椿山課長の7日間」何万年もかけて染み付いた幻想

邦画を観る

「椿山課長の7日間」映画版


椿山課長的那七天_DVD預告

 

 

テレビドラマ化もされている。


Body swap movie 13 - Mr Tsubakiyamas Seven Days 2009 椿山課長の七日間

 

 

 コメディだからと、笑って見ていればいいのかもしれないが……。

 人類がみずからの長い歴史の中で、現象を現実的に観察し論理的に思考し理性的に対応するのが正しいと知ったのは、ほんのついさっきからのことで、それまではずっと何万年も、それとは正反対の怪奇な生き方をしてきた。


何万年もかけて骨にまで染み付いた感情的な神秘癖からきれいに抜け切る人は、今でもめったにいない。
 

つまり「現実的に観察し論理的に思考し理性的に対応する」が単なる流行のパフォーマンス以上のものになったことは、かって一度もない。


大多数の人々は逆に、何万年もの間苛めぬかれた古い病癖に再び身をまかせる時、

あたかも故郷に帰ったような安息を感じ、

これこそ「ほんとの自分」だと他愛もなく錯覚する。
 

今も大半の人たちは、そういうグロテスクな生き方をしている。

 こういう「あなたは死んでも生きてますよ」という幻想が一般に歓迎されるのなら「なんとかは死んでも治らない」と思うしかない。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs) 

 チャックベリー

「ベートーベンをぶっとばせ」

俺らは、ビートルズのカバーを聴いて、だいぶ後で本家チャックベリーにも興味を持つパターンだったな


チャック・ベリー ロール・オーバー・べートーヴェン 1970 / Roll Over Beethoven

 

 

 

チャックベリーといえばこの曲。かっこいい。


Chuck Berry - Johnny B Goode 1959 Live At Beat Club 1972 HD

 

 

(過去記事統合増補編集再録)