哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

人はなぜ名所に落書きするのか

難問》 
 名所旧跡に落書きする人間は、時代や地域性に関わらず普遍的に存在している。

この理由を述べよ。







 

 

 

 

 

 有名観光施設で落書きする行為は、消えることなく、ある割合で常に発生している。

名所旧跡に落書きする人間は、自分がなぜ落書きしたくなるのかわかっていない。

その恥ずかしい理由がわかっていない。

 

ショーペンハウアーはこう看破している。

 たとえば彼らは名所などを見物に行って、そこに自分たちの名前を書きつけたりするであろう。これは名所の方が自分になにひとつ働きかけてこないので、逆に自分の方から名所に働きかけようとしているためなのである。

(ショ-ペンハウアーの主著「意志と表象としての世界・正編」第五十七節。西尾幹二訳・中央公論社

 落書きとは、「名所が自分になにひとつ働きかけてこない」と自分で白状する行為だ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs)   

ELOでは、これが一番好きだったかも。


Electric Light Orchestra, BBC Concert Orchestra - Don't Bring Me Down

 

 

 

Here Comes The Sun

いわずと知れた「静かなるビートル」ジョージハリスンの名曲です。

精根尽き果てかけた状態から静かによみがえってくる感じが良いね。


The Beatles - Here Comes The Sun (2019 Mix)

 

ついでにニーナ・シモンのカバーも。


NINA SIMONE - HERE COMES THE SUN

 

 

 

キンクスの懐かしい曲2曲。


The Kinks - You Really Got Me (1964) / all day and all of the night (1965)

 

 

(過去記事統合編集再録)