哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

これ以上酷い矛盾はない


真剣さがぜんぜん足りないのは、なにが原因か……



われは、迷いの生存のうちに恐ろしさを見、また迷いの生存のうちにさらに破滅を見て、それ故にわたしは迷いの生存を喜ばない。

ブッダの感興のことば29章22 中村元訳)

 

 

この釈尊の教えを、本気で聴けていないからだ。
それどころか反対に、常に迷いの生存に執着し、楽しみ、喜んでいるからだ。だから真剣になれない。



六境に苦しみながら、

六境に夢中でしがみつく。

 

これ以上酷い矛盾はない。

 

泥沼の中で苦しみながら

死ぬまでどこにも行けない。

 

※ 六境  三省堂 大辞林 第三版より

色境・声境・香境・味境・触境・法境の六つ。心の清浄を汚すことから六塵ともいう。六つの塵。六賊。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(My Favorite Songs)    

鏡五郎。
「男なら」

 この曲、子供の頃よく聞いてた。当時歌ってたのは誰か知らないが(高倉健だったかな?)、いい歌だ。


男なら

 

今は大衆のくだまき歌に。


西方裕之 男なら~平成節~

 

 

(過去記事統合増補編集再録)