哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

修証義第一章総序 生を明らめ 死を明きらめる



(修証義 第一章総序より引用します)

因果の道理歴然として(わたくし)なし


悪を造りながら悪に(あら)ずと思い、悪の(ほう)あるべからずと邪思惟(じゃしゆい)するに()りて悪の報を感得せざるには非ず。
(以上)




 世間では、悪と知らずにした過ちは、悪と知りながらした悪より、罪は軽いはずだというずうずうしい考えがある。法律にも、このずうずうしい考えを助長する愚かな一面がある。

これは全く間違いだ。


悪は知らずに行うと、知って行うより重い報いがある。



 無知により、悪を悪じゃないと思い込んでいたり、 これは悪だが報いなどないと自分勝手に強く信じても、悪の報いを軽減することは一切できない。

無知は人を助けず破滅させる。

無知は懺悔を妨げるからだ。






(修証義 総序冒頭の言葉を引用します)

生を明らめ 死を明きらむるは 仏家一大事の因縁なり





…この勇ましい宣言を初めて見た時びっくりした。すごい覚悟だなあ、と。







※修証義
曹洞宗の信仰指導書の一。1890年(明治23年)成立。道元の「正法眼蔵(しようぼうげんぞう)」より文章を選び、五章三一節に整理したもの。(大辞林

ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%AE%E8%A8%BC%E7%BE%A9参照

※※YouTube 「修証義 第一章総序」を貼っておきます※※


【全国曹洞宗青年会】修證義 第一章 総序 Shushogi General Introduction








 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  (My Favorite Songs) 

 朱里エイコ

歌唱力もさることながら、キレッキレダンスの印象も強い。

 

 

 


朱里エイコ   白い小鳩

 


(過去記事統合増補編集再録)