哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

自分マニア(瞑想好き人間)


 アナパナ・サティ(呼吸瞑想)1Hほどした直後に、ひとつの言葉を思いついた。
自分マニア
普通に言えば瞑想好き人間のこと。禅は自己究明ともいうしね。けして自慰マニアとかいうことじゃない。
まあそれほど良い言葉でもないが、おもいついたので書いておく。

「自分」と「マニア」という、ありふれた言葉の組み合わせだから、すでに使われているだろうとおもい、ググってみた。


 

 

1.

もてないけど結婚したい女性が、そんな自分の個性や性格をマニアックに好きになってくれる人のことを「自分マニア」というらしい。「自分マニアの男を見つけて幸せな結婚をしよう」みたいに使う。

映画「婚前特急」は、自分マニアの男と結婚して幸せをつかむ、もてない女の話だった。


婚前特急 予告編




2.

みうらじゅん氏著「飛び出せ!自分マニア」が存在する。

こっちの意味は「自分だけが理解できて満足できるものを自分勝手に楽しむ人」らしい。

主に自分の外部世界のもろもろに興味が向いているようだ。ちなみに広辞苑にも載っている「マイブーム」はみうら氏の造語とのことだが、それに近いイメージだとおもう。


 

以上、いずれも自分マニア=瞑想好き人間とは概念、用法が違う。

 ところで「普通に言えば瞑想好き人間」と書いたが、「ホントに言えば」最初から瞑想が好きだったわけじゃなく
独我論をごまかさずに克服する唯一の突破口を瞑想に見出して、結果的に瞑想好き扱いになる人間
を、おれは自虐的に自分マニアと呼びたい。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs)  

 荻野目洋子。
ダンシング・ヒーロー

名曲だとおもってたけど、リバイバルヒットまでするとは

 

(過去記事統合編集再録)