哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

まず有縁を


親鸞は、父母への孝養のためと考えて、追善供養の念仏を称えたことは、まだ一度もない。……すみやかに浄土に生まれてさとりを開いたならば、…なにをおいてもまず自分と縁の深い人々を救うことができよう
歎異抄石田瑞麿 現代語訳)
 

原文
親鸞は父母の孝養のためとて、一返にても念仏もうしたること、いまだそうらわず。
 そのゆえは、一切の有情は、みなもって世々生々の父母兄弟なり。いずれもいずれも、この順次生に仏になりて、たすけそうろうべきなり。
 わがちからにてはげむ善にてもそうらわばこそ、念仏を回向して、父母をもたすけそうらわめ。
 ただ自力をすてて、いそぎ浄土のさとりをひらきなば、六道四生のあいだ、いずれの業苦にしずめりとも、神通方便をもって、
まず有縁を度すべきなりと云々



 

 

 

「まず有縁を度すべきなり」の解釈について。
これは「父母を真っ先に救う」という意味だと思っていたが、すこし違うようだ。

次のような話を以前読んだことがある。
 

複数の人が溺れている場に遭遇したら、誰から先に助けるべきか。

答え。 自分の近くで溺れている人から助けるべきである。

「まず有縁を」も同じで、自分の近くで迷い苦しんでいるものから、という意味になる。
もし父母が自分の一番近くにいれば、父母から救うだろう、くらいの意味になる。









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スティーヴン・キング原作の映画は何本か観たが、これが一番良かった。


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(My Favorite Songs)

ミリアム・マケバ
「パタ・パタ」


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ニッティ・グリッティ・ダート・バンド。
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(過去記事統合増補編集再録)