(ショーペンハウアー「幸福について」第4章 橋本 文夫訳)より引用します。
年老いた暁には、身は老いても老いることのない労作に青春の力をことごとく打ちこんでしまったということくらい、慰めになるものはない。
オーソドクスな哲学界でショーペンハウアーが常に軽く扱われてきたのは、彼の思想が西洋的思惟にとって異質であり、今だに理解できないからだ。
「意志と表象としての世界」には、他の西洋思想が決して超えられない哲学が卓絶した表現で書かれている、とおれは思う。
ショーペンハウアーはこの偉大な思想をドレスデン時代(1814~1818)に20代で自分のものにした。そしてこの偉大な思想を72歳で没するまで生涯変わることなく自分自身で敬拝し続けた。
ショーペンハウアーはこの偉大な思想をドレスデン時代(1814~1818)に20代で自分のものにした。そしてこの偉大な思想を72歳で没するまで生涯変わることなく自分自身で敬拝し続けた。
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(過去記事統合増補編集再録)