哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2013-01-01から1年間の記事一覧

人間は1秒先のこともわからず生きてる。

先日、椅子の背もたれのバーが突然折れて、バックドロップみたいに椅子ごと後ろに転倒した。ガラス戸に後頭部から突っ込みガラスが割れた。頭を押さえたタオルが真っ赤なのを見てびびった。幸い傷はごく浅かった。割れたガラスがギザギザに尖がった形で戸に…

「我」は失敗してしまうプロジェクト

以前の記事「第一歩さえ踏み出せば、後は一本道になる」で、 人生の問題を解決する唯一の方法は、幻想を捨てて事実を受け入れることだ。 事実を受け入れることは問題解決の第一歩に過ぎないが、少なくとも確実にいえるのは、これ以外の方法では問題解決が不…

海でもやってみたが

猛暑の晴天がすでに10日以上続いている。 前の記事に書いたように毎日近所の川で涼をとりながら水中手動ヴィパッサナー実践をやっている。 今日も11時過ぎ川へ。 盆休みも終わり閑散としていたのに、今日はなぜかおおぜい居る。水の中にも子供たちがたくさん…

水中手動ヴィパッサナー実践

例年この時期は毎日、涼を求めて近くの川に行く。 今年はふとおもいついたことがある。 ライフジャケットを着けて橋の陰に入る。水が首までくる深さの場所に立つ。 川面のさざ波に光が映り綺麗だ。空も晴れ渡り綺麗だ。遠くの鉄橋を電車が何度も通って行く。…

夫婦善哉

この24日のNHK総合『夫婦善哉』を、楽しみに待っている。 原作・織田作之助、主演・尾野真千子だから期待していいとおもう。 『同作は、大正から昭和へ、大阪が日本一華やかだった時代に生きた“あほ”な男と女の究極のラブストーリー。“オダサク”の愛称で親し…

ぶっせん

「ぶっせん」。 4話まで見た限り、本編は箸にも棒にもかからんドタバタだが、 話の最後の「今日の説法」だけ不思議なくらい上手くこなれている。 で、気になって毎回見てしまう。 仏教的青春学園ストーリー「ぶっせん」ドラマ版スポットムービー にほんブロ…

メモ

世界で最もダメな存在は俗物の男たち。 彼らの神は金と権力である。 多くの女たちは根底では地母神(グレートマザー)の娘だ。 彼女たちが愚かな男の暴走を際どいところで食い止めてきた。 しかしブッダは女から現れたことがない。 女を究極救えるのはブッダだ…

ヨーグルトメーカー

数年前に2,000円位で買ったヨーグルトメーカーは今も現役。 元はとっくに取った。 種菌はスプーン1杯あればいいので、少量で値段高めの高機能ヨーグルトを使う。 取説に反するようだが、実際やるとプレーンじゃなくても大丈夫だし、できたヨーグルトを種菌…

人情紙風船

天才山中貞雄27歳の遺作『人情紙風船』。 現代も薄っぺらい上皮を一皮剥けば、なにひとつ変わっていない。 人間と社会の不変性を正確に無駄なく描いているとおもう。 【映画】人情紙風船(ハイビジョン) にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ(文字をクリッ…

朝の血圧

医者の指示で朝晩血圧を測ってグラフにしている。 降圧剤で上下とも服用前の半分近くに下がるが、ちょっと動くと息切れする。パワーも半分か。 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ(文字をクリック)

ピンピンコロリ

今日の集まりで、ある年配の人が「ピンピンコロリが良い」と言い、みんな頷いていた。 しかし、ピンピンからコロリはすごい落差があるから、そうとう痛いよ。 https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ← にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

感想

修行する気のない余命がそんなに惜しいか。 https://philosophy.blogmura.com/buddhism/ ← にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ

澤木老師の教え(坐禅の基礎の基礎)

禅はめい想ではない。 呼吸は長短自然にまかせて自然に整ってくるのを待つがよい。 坐禅は仏道の正門であるとの大信念を持つこと。 悟りを求めず迷いを払わず、鏡に映る影と思い一切取り合わないことが肝要である。 居眠りは大禁物である。種々の方法で断じ…

鹿男あをによし

今「鹿男あをによし 第10話 最終回」を観終わった。 これは2008年に放送されたドラマで、最近の速いテンポのドラマを見慣れていると、第1話の最初ちょっとかったるく感じるが、すぐ慣れて面白くなる。 実のところ思想的にはほとんど共感できないが、ドラマと…

ヴィパッサナーとは何か(仮説)

かって人類のワンサイクルのタイトルで記事を書いた。 無意識の意識化、それをさらに無意識化する…これがワンサイクル。 これを何度も繰り返すのが、人類の運命なのかも知れないと、ふと思う。 無意識の意識化は、困難で偉大な事業だ。 しかしそれだけでは、…

新しい世界が開ける 受動意識仮説

意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説…実験と理論でここまでわかる。 自然レベルの「意識」を譬えると、「自分をワンマン社長だと勘違いしてる間抜けな社史編纂室長」 心の天動説は幼稚すぎる。ダッサい。もういいかげん終わりにしよう。各自がコペ…

一時的な“解脱”症状

…未だかつて味わったことのない、そして説明のしようもない喜び、幸福が生じ、その人を異常なほど満足させます。 なぜならその時、体と心がすごく幸福で、いろいろな悩みは心から消え去り、以前愛していたものを思い浮かべても愛しくなく、憎んでいたものを…

仏教の正門

ターン・プッタタート「俺、俺の」第一章・理解を改めるより 本当のタンマは、言葉や文字で伝えることができなくても、心にタンマが現れるようにする実践法は、言葉や文字で表すことができます。しかしその人たちの心が苦を知らなければ、幾ら言葉や文字で伝…

植物園

今月は週一で近隣市の総合文化センターまでExcel講習に通ってます(←ボケ防止。来月は調理実習に参加予定) 講習が終わって16時、近くの植物園で熱帯スイレンフェアをやってたのでちょっと寄ってみました。 とくだん花に興味があるわけでなく、スイレンとハ…

庭の枇杷

今年も庭の枇杷がいっぱい実をつけた。まったく世話しないのにけなげなもんだ。 おれはもう飽きて食べないので、実は自然に落ちるまで放置。割と長いとこ枝に付いてる。 全部野鳥が啄ばむ。 そういや腹いっぱい食べて車の屋根で寝てた猿。あれ以来だけど、生…

気づきの実践1ヶ月で悟ったカンポン・トーンブンヌム

脊髄損傷で首から下がほとんど動かなくなったカンポン・トーンブンヌム氏。 滅苦を求めて十六年間仏教を本で学んだが、 「ただ知識だけでした。苦しみはそのまま」 「地図はあるけれどまだ旅には出ていない、そんな感じでした。行きたい目的地には程遠かった…

手放せば成功する。ポーズじゃダメだけど

スマナサーラ長老との対話 「手放すことが生きること」 (『YouTube』をクリックしてください) 「手放すことが生きること」スマナサーラ長老との対話(2012年12月09日) 「俺、俺のもの」を手放せという話。 ところがみんな聴く耳を持たない。 手放すと儲か…

生まれて来て無駄に死なないでください

ブッダに会う機会がなくても、三蔵を読む機会がなくても、良い感覚と智慧があれば、「こう考えるといつも苦になる。そう考えれば、そう感じれば、いつも苦になる」。あるいは「こうすると、いつも問題が生じる」と気づきます。 しかし自分でこのように知るに…

メモ

人生はすべて賽の河原。釈尊の示してくれた道が唯一の例外。 仏教が末法滅法になり滅びる原因は異説外道ではなく【末大必ず折る】の運動による。 先祖供養、社会改良運動、政治参加、芸術活動、宣伝活動、超能力開発等の枝葉末節が前面に出て仏教を根枯らし…

「他人のためになる」は結果。めざすな

「他人のためになる」ということを、みんな酷く勘違いしている。 自分は死んでも生きているというおもいを捨てることが最優先事項だ。 死んでも生きているという妄執にとらわれている限り我があり、我がある限り自分のためにすることしかできない。 我がなく…

アーナーパーナサティ自然法

ターン・プッタタート アーナーパーナサティの完全技法と自然法より もし見えたら見るだけ、聞こえたら聞くだけ、匂いを嗅いだら嗅ぐだけ、肌に触れたら触れるだけ、あるいは舌が味を感じたら味わうだけ。これを「それだけ」と言います。こうできるようにな…

タモリ倶楽部

最近のテレビは、めったに面白い番組をやってないので、この数日はネットで タモリ倶楽部 Tamori Club をまとめて観ている。 見逃してる傑作がいっぱいある。 タモリ倶楽部はほんとに面白い。 [130521追記] あと、高梨さんも地味~に面白い。 にほんブログ村…

夢も希望もないことは不幸じゃないのに

92歳のおばあさんが言った。 「わたしらもう夢も希望もない」 90過ぎてまだ夢や希望を持とうなんて、ずうずうしい。もう終わりだって。 [関連記事] 「メモ(輪廻転生とは何か ブッダの弟子の価値) 」→http://rdsig.yahoo.co.jp/blog/article/titlelink/RV=1…

禅堂の作法と坐禅の仕方

懐かしい映像…おれひとりが懐かしいだけでしょうけど。 昔一時、おれが坐禅しに通っていた寺は曹洞宗だったので、丸い坐蒲に面壁で坐ったが、それ以外はこの動画と同じだ(数息法は曹洞で不人気だったが、今のおれは愛用している)。 逐一直角に歩いたり合掌…

四国遍路2回目

昨日、四国遍路2回目。 バスの集合場所*駅前まで電車で行く必要がある。 連休明けで予想通り道が空いていてバスはスムーズに走る。昼、夕方弁当付。 最初の寺の上り階段で早くも息切れ、疲れ。日頃の運動不足の報いだ。夕方までに8番から4番の五ヶ寺逆打ち…