哲学日記

存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

最も大きな恵み

人間が死すべき不可避の運命に縛りつけられていることは、人間にとって最も大きな恵み・救いである。 もし、死ななければ、人は底なしに堕落してゆくであろう。 これは、百年足らずで死ぬために、堕落が途中でストップするという意味での救いではない。 そう…

欲望

欲望というものは、人間の一生を徒労に終わらせる。 さあいよいよ死ぬというその瞬間(とき)になれば、(認める気さえあれば)誰でもそのことを理解できる。 なぜなら、欲望のプログラムは、いまや死なんとする個体を、役立たずのものと見限って、「欲望から…